あれから又また時間が経ってしまった。
せっかくエンジンを組み直し乗せたものの、エンジンのヘッドから打音が出てるし、これはひょっとすると・・・??ミッションも、もう10数年前に自分の手で完璧にオーバーホールしたのだが、これも内部で完全にオイル枯れ状態でシフトも動かない状態・・・
せっかくエンジンを組み直し乗せたものの、エンジンのヘッドから打音が出てるし、これはひょっとすると・・・??ミッションも、もう10数年前に自分の手で完璧にオーバーホールしたのだが、これも内部で完全にオイル枯れ状態でシフトも動かない状態・・・
どうにもならず、倉庫の中に“とりあえず”入れたのだが・・・『臭い物に蓋』状態で、ただ目に留まらないから気にならない?とか?
しかし困った。
しかし困った。
そうそう以前、福井のお客様からショッキング!な事を聞かされた件。
我のマックイーンポルシェのカラーが違う!!とかの話。
彼は自慢げに「ほうら!この写真を見るとグレーだよ!」
僕『ゲッ!これどう見てもねずみ色だよね!』
マックイーンの息子のチャドが、最近の取材で、パパ・マックイーンの車を引き継ぎ、乗りまわしている様子が記事になっていたのだ。しかし・・・この疑問は?
再び、『DU・MANS』を見てみるが・・・最初の3分40秒の映画のシーン・・・
やっぱりあのグレーでは絶対に無い!
でもなぁ・・・??印刷インクのせい?・・・
しかしです。
ある日、甥っ子の計らいで、マックイーンズ・マシーンズという本を彼が持ってきてくれた。
マックイーンが生前プレイベートで使った車、バイク、映画の中の各車のシーンの解説と素晴らしい本が出ているのだ。やっぱりスターなのだ!その本の中に、・・・「有った!」
そしてやっぱり、カラーはあの濃いグリーンだ!!
マックイーンは、、米国から大西洋を、自家用のグレーの911Sを何度も運ぶより、ヨーロッパで調達するという方法を選んだと言う。
この映画の為に「ポルシェ本社」も協力上、70年の最新型に乗ってもらったほうが良いと判断したというのも納得できる・・・。
そうだったんだぁ!!やっぱり!!
その後、マックイーンはこの車を売りに出し、今現在も最高のコンディションで、南カリフォルニアの住民がこれに乗っているとか・・・
とにかく、言い訳ですよね!?この冷たい寒い倉庫の中で、今年も年を越してしまう。
来年こそ、陽光の中を、そしてあの並木の道路をサーキット目指して走るんだ!!