リフトを上げてるついでに下回り、サスペンションの話をしましょうか?今やほとんど見る事が無くなったトーションバーサスペンション!!シンプルで整備性がとても良く、合理的にできている。
どこのメーカーも課題のバネ下重量がきわめて軽く、それと相まって前々回お話ししたあの超軽いアロイホイルと組み合わせて、見事!というばかりのベストマッチングである。トーションバーとは単なるねじれ棒のこと。鉄の棒の先と後を持って、お互いに左右にねじる時に発生する応力を利用したバネで、これをクッションとして使っているのだ。
元々ビートル(カブトムシ)の開発時にポルシェ博士が採用したもので、構造が簡単なこと、コストパフォーマンスに優れていること、これらが全て利点としてポルシェのサスペンションへと進化したのである。
元々ビートル(カブトムシ)の開発時にポルシェ博士が採用したもので、構造が簡単なこと、コストパフォーマンスに優れていること、これらが全て利点としてポルシェのサスペンションへと進化したのである。
だからタイやハウスをのぞいても、ストラットが見えるだけ、コイルは?…無し。リアも?スプリング無し?そう床下にやはりトーションバーが横向きにひそんでいます。リアのサスペンションアームもアルミ製です。セミトレーリングアームといって、当時とすれば素晴らしい接地感でした。すでに車の完成形をしていたといっても過言ではないと思います。
「ええっ?まさか!オイルリザーバータンクが違う?」またまたマックィーンポルシェに危機が?……つづく。
「ええっ?まさか!オイルリザーバータンクが違う?」またまたマックィーンポルシェに危機が?……つづく。